うつ病の原因はストレス!症状を緩和させる方法とは

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理解しておきたい特徴

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予防のために

さまざまなストレスを受けやすい現代社会において、うつ病は誰もが発症しうる心の病ですが、その症状によって大きく三つに分類されます。一つめは、生活上のストレスが原因となって引き起こされる「大うつ病」です。物事に関する興味や関心が低下する抑うつ状態のみが出現するタイプです。働き盛りの中年層に発症することが多く、現在もっとも患者数が多い種類です。午前中に最も気分が落ち込み、何事に対しても興味や関心が低下することが特徴で、一般的なイメージが症状としてあてはまります。二つめは、非常にポジティブになり元気に満ち溢れている躁状態と、抑うつ状態が両方みられる「双極性障害」です。活発で何事にも進んで取り組んでいたと思えば、数日後には大うつ病と同じ症状が出現しているといった、気分の激しい波が特徴的です。心の病はどの時代にも発生し、時代に沿ってその症状が変化することで、別の病名が生まれていきます。今世紀になって出現し、若年層を中心に患者数が徐々に増加しているのが「新型うつ病」と言われる新種です。症状が現れるのが夕方以降である点、好きなことには興味や関心を維持できる点など、これまで一般的とされていたうつ病とは大きく異なる特徴を持ちます。また、他責的になったり怒りっぽくなったりといった症状がみられるので、単なる性格上の問題として捉えられがちです。しかし、立派な現代病の一つであるため、きちんとした治療が必要なことは言うまでもありません。それぞれ特筆すべき特徴を持つ三つのうつ病ですが、予防や治療という点からみると共通点がみられます。まずは、十分な休養をとることが何よりも大切です。大うつ病にかかりやすい中年層は、仕事熱心なあまりに十分な休養が足りおらず、新型うつ病にかかりやすい若年層は周りを気にしすぎて気を張り続けています。そして、専門医による薬物療法を行うことで、心と体の異常を修正していきます。うつ病のスペシャリストである精神科の医師の診断で処方される薬を服用することが、うつ病の治療に最も効果的な方法です。